ながれによりそい ながれをうみだす デザインのたりないところへ
京都精華大学在学中に受けたアイ工房・池田毅さんの授業がきっかけで卒業後パッケージデザインの道へ進み、オンクデザインスタジオを経て2010年に三原美奈子デザインを設立。1998年よりJPDA会員です。
ブランディングから箱の設計・構造、素材提案、印刷加工のコーディネートまでパッケージに特化。コストとマーケティングを見据えたパッケージデザイン提案を心がけています。依頼される方の気持ちに寄り添いながら、新しいものを作っていきたいです。
紙や印刷加工会社とのコラボレーション
2008年に立ち上げた大阪在住のパッケージデザイナー有志のグループ「パケクション」では、2011年より毎年展覧会を開催、印刷加工技術を学びながら作品を制作しています。2017年の「世界のPB展」は東京やソウルなど7カ所に巡回しました。
2018年には、在阪のデザイナー・紙・印刷加工・製版・出版の各社が恊働して作り上げるパッケージデザインのイベント「包装族」を開催。パッケージデザインの奥深さや面白さを共有できるイベントとして、今後も続けていく予定です。
子どもたちがパッケージを認識する機会に
私たちが心血注いで作っているパッケージデザインですが、購入すれば即座にゴミとなり、誰もデザインに留意していない。もう少しだけパッケージの寿命を延ばし、価値を感じてほしい。そんな思いではじめた「パッケージイグループロジェクト」は、パッケージデザインの魅力や周知を目的に、使い終えた食品の空箱を集めて造形物を作るワークショップです。2009年からはじめたこのプロジェクトは、2012年には大阪市の芸術体験プログラムにも採用され、現在に至るまで様々な場所で開催しています。
